[2013/03/13 募金について更新しました ※文末記載]
最近事ある毎にこのアプリを試してます。
効果のほどはというと、眠れないとき、疲れを取りたいときなどリラックス効果を凄く感じてます。
両耳で微妙に周波の異なる音を聴かせ、バイノウラルビート(両耳唸り binaural beat)(以後BB)を発生させて、任意の心理状態にしようというアプリ(※)
※BBという略はこのページ内でのみの用語です。
※唸り [beat]
周波数のわずかに異なる2音を同時に与えると、音が強くなったり弱くなったりする現象が起こる。これを唸りという。唸りは2音の振幅の合成によって得られた振幅の周波数によって決定される。(中略)
2音を両耳別々に与えるときは両耳唸り(binaural beat)が生ずる。
『誠信 心理学辞典 』(誠信書房)より
全部で24種類の効果を選べます。
プレイ画面は、上段でメインの効果音、下段でバックグラウンド環境音が選べます。
★それぞれの音量は、iphone/ipadのメイン音量とは独立しています。
★このアプリとは別に、普通にipodの音も同時再生できました。
同時再生できない、他のアプリに切り替えるだけで音が止まってしまう
といった場合は、全アプリ終了後に立ち上げ直すと、元に戻りました。
★TIMERは、再生(PLAY)する前に何分再生するかを選んでおくものです。
★メニューの「Save & Close」を選ぶと、どの音を再生していたか分からなくなって、停止できなくなるかもしれません。その時は、他の音を選んで「PLAY」->「STOP」を選ぶか、アプリ自体を終了させましょう。
自分の覚え書きとして、簡単に説明を入れておきます。
BBは周波の違いによって、脳内で生成される。
人間は、特定の心理状態の時に脳内に特定の波長を発生させています。
逆に、特定の波長をBBによって生じさせると、特定の心理状態を作り出せるというのがBBの
仮説構成概念(仮定以上理論未満の位置づけ)となっています。
リラックスしたい時はリラックスしてる時に出てる波と同じものを作り出し、
意気揚々となりたい時は、これまたそんな波を作らせる。
なるほど。
学生時代にジェームズ-ランゲ説とかキャノン-バード説っていうのを習いました。
「悲しいから泣く」のでなく、「泣くから悲しい」と言ったのがジェームズ-ランゲで、
その後、感覚器官->視床下部->大脳皮質・感覚器官というパルスの流れで説いたのが
キャノン-バード。俳優さんなんかが悲しい仕草をして本当に涙を流すという現象なんかも
例として挙げてた。
効果のほどはというと、確かに寝付けないときに「Sleep Induction・・・」を聞いたら
さらっと寝てました。
ということで、各メニューの訳を付けておこうと思います。
通販っぽい台詞ですが、これは個人の感想で、効果を保証するものではありません。あくまでもアプリ内の説明の日本語訳で、これらの効果を代理でうたってるものでもありません。
各セッションの日本語訳
Cats Purr (猫のうなり声 ゴロゴロ)
猫のうなり声の鎮静効果。猫のうなり声にゆかりのある周波で、靭帯や骨を癒す特性を持つ。
Sleep apnea(睡眠時無呼吸)
睡眠時無呼吸の軽減を助けるセッション。一晩中聴くべきで、ヘッドフォンは不要。
Neuro Release(神経学的な放出)=>神経伝達物質のリリース
セロトニン、ノルエピネフリン、エンドルフィンの放出を増やす。リラックスとストレス除去。
(補足)セロトニン、ノルエピネフリンはストレスへの対処性を高めたり、心拍の増加に関するもの。出過ぎればいいというもんでもないです。バランスが大事な神経伝達物質。エンドルフィンは何というか、社会的な安定性に関するもの。情緒不安定な時に聞くもんでは無いですな。一人ぼっちでくじけそうな時とか?
[2011/03/08追記]
抗精神薬が上記の神経伝達物質に働きかけるものであることから、服用していてこれを聞いて、何か気分が悪くなるような場合は、避けたほうがいいかもしれません。Yahoo知恵袋に回答しながらふと思いました。
Learn to Breathe (呼吸を学ぶ)
最適な呼吸法を学ぶ。高いピッチの音の時に吸い、低いピッチの音の時に吐く。
Alternating Hypnotic Relax(交互/交換催眠リラックス)
交差する2重の周波を利用した催眠誘導技術を利用したα(α波の)セッション。同様したりハイになってる人や、多動性症候群(ADD;attention deficit disorder)に効果的。
(補足)元になる理論は不明です。睡眠に入る際のα波の変化をベースにしてる?何ともわかりませんが、用途は上記の通りかと。
Simple Relax(単純なリラックス)
単純なα波のセッション。穏やかな人や、経験のあるユーザー向け。
Deep Relax with just Tones (単調音での深いリラックス)
単調音を好む人向けのシータ(波)セッション。
※just Tonesっていうのはコードで言う三全音(titone)とかの親戚?アプリでなる音はpu-pu-pu-pu・・・って感じです。
Study Helper/Complex Tasks(学習補助/複雑なタスク)
このセッションは、左脳が活性し集中している時に右半球にも焦点を当てる。仕事量(performance;生産性)の不安を減らし、精神を研ぎ澄ます。それによって複雑な精神活動を達成する能力を与える。
10 Minute Relaxation Break(10分間リラックスタイム)
10分間のαセッション。素早いリラックスとストレス解消用。
ほんのうたた寝(light cat nap)でも仮眠(power nap)でも使える。
Anxiety Reduction(不安軽減)
α波は非常にリラックスする脳波帯であり、信じられないくらい不安とストレス障害に対して効果的である。
Hypertension Reduction(高血圧の減衰)
このセッションは、血管収縮、恐れ、闘争もしくは闘争反応に関連した(小脳)扁桃と視床下部を落ち着かせる。このこれらの構造を沈静することにより、血圧は下がり、筋肉は弛緩し、汗は引き、あなたの先端(extremities;extremity(窮地)を連想させた語用かと。)(手足)は温まるはずである。
Brainstorming/Creativity(ブレインストーミング(発想活動)/創造性)
このセッションはランダムに高周波の脳波に導きながら、α波/シータ波を促し、その後低周波の状態に戻す。この方法が、新しい神経結合を作り、アイデアの構想を促すということは、非常に首尾よく証明されている。
Insomnia Help(不眠解消)
ベッドに入る前に利用することを想定していて、睡眠に導くものではない。その代わり、あなたの脳を睡眠パターンへ持って行きやすくし、永続的に不眠を解消することを助ける。
(即効性は無いけど、聞き分けのいい頭に戻すってことですね)
Delta Session(デルタセッション)
デルタ波の促進は、非常に睡眠作用があり、大脳辺縁系の鎮静効果がある。大脳辺縁系というのは、情動や闘争、闘争反応、血圧、緊張などに関連している。
Sub-Delta Session(下位デルタセッション)
下位のデルタ波(0-1hz)は、扁桃や視床下部といった、-自身がデルタ波の下で機能している-大脳辺縁系の沈静に特に効果があると思われる。これらの神経組織は情動、恐怖、闘争-あるいは闘争反応、血圧、緊張に結びついている。
Stress Relief(ストレス緩和)
ストレスがα波/シータ波のトレーニングで大いに軽減されることは明白である。
Sleep Induction for Chattery Minds(あれこれ頭に浮かぶ時の誘眠)
このセッションは、シータ波の活動を促す。働きすぎ、寝付く際にあれこれ頭に浮かぶ人に特に効果的。このセッション中に寝つく。
Energy/Motivation(エネルギー/動機付けアップ)
このセッションは15から18Hzへと引き上げ、セッションの大半でそうし続ける。18Hzというのは、利用者の’エナジーUP(energizing)’と慢性疲労回復の頼りになる。
Pre-Exercise Session(エクササイズ前のセッション)
12Hzあたりへ導く深いトーンは、活力感を与えることが示されている。
Headache/Migratione Relief(頭痛/偏頭痛の緩和)
このセッションは、脳内の活動を抑え、聴く人をリラックスさせる。
Schuman Resonance(シューマン共鳴)
シューマン共鳴は、地球の電磁場に伴うものである。偶然かどうかはともかく、それは脳波の同調と同時に利用されると非常に強力な周波である。このセッションは、優れた午後の瞑想を作り出したり、睡眠の導入や通常のリラックスにも利用できる。
(補足)シューマン共鳴とは、地表と大気の間にある長周期の波。瞑想などのリラックス状態にある時の脳はと、この波長が一致すると言われてるらしいです。人の生命活動のペースメーカーとも。
Immune System Enhancer(免疫向上)
これはリラックスするα波/シータ波のセッションです。α波/シータ波のセッションは、T細胞の増加と共に、治癒率の向上につながると、一貫して証明されてきてます。
Accelerated Healing(治療加速)
このセッションは1.05Hzの良く知られたウィンドウ周波数を使い、hGH(※人成長ホルモン)を促進し、成長や再生を促したり、他のアンチエイジングの特性を促進する。
(補足)ウィンドウ周波数・・・ラジオに例えると、81.3Hzはぴったり受信できるJWAVEのウィンドウ周波数。人にとってぴったり伝わる周波ってことらしい。
Addiction to Chemicals(化学物質中毒)
このセッションは、α波とシータ波を増加させ、聞き手をリラックスさせることで、薬物衝動を低減させる(ドラッグやアルコールに基本的に関わる要素である。)
(補足)
ドラッグやアルコールの固有周波がαやシータと同じと言ってるのかと思いましたが、どうやらバイオフィードバック療法何かの資料を見ると、上記の治療で良好な状態の時に出る周波であるようです。
ちなみにバイオフィードバックとは、治療中に視覚的に(例えばドラッグならシータ波が)特定の周波が出てる様子を見させ、「ほら、あなたいい調子よ」みたいなことをやる治療法です。
twitterのメッセージなり、問い合わせフォームにてお気軽にご意見いただければと思います。
また、仕事では海外製品のローカライゼーションも行っています。
技術マニュアル翻訳から、医療・心理系の専門分野のものまで対応できます。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
あらためて訳してみると、案外面白そうなメニューがありますね。シューマン共鳴とか。
https://itunes.apple.com/jp/app/mind-wave-2-isochronic-version/id347870337?mt=8
↑アフィリのアカウント管理をすっかりサボってたら、リンク切れになってしまってたようなので、
iTunesのアプリ紹介ページのURLを載せておきます。
募金は今後も続けようと思います。毎年記事のアクセス数分とか?「2014/11/20]
[2013/02/24 ]
アフィリエイトの管理をすっかり怠ってしまっていましたが、結構このサイト経由で購入して頂いている方がいらっしゃるようで、
昨日370円ほどの振り込みがありました。
370円x100=37,000円を震災復興の募金にしようと思います。後日この記事内でご報告させていただきます。
[2013/03/13 追記]
遅くなり申し訳ありません。
少しでも被災地の方々の役に立てばと思います。
個人的に福島に強い思い入れがあるので、以下の通り福島県の義捐金受付窓口に募金させていただきました。
福島に対する想いは、丁度30年前に遡り、今も心に残っています。
少しここに書いてみました。
[2014/07/10]
首のヘルニア持ちの私ですが、たまに首肩がカチカチになっちゃうことがあります。
CATS POURを効いてると、なんかこう、マッサージ機を当てられてるような感覚になってきます。
猫のゴロゴロっていう音、心地よいですよね。あのまんまです。
ところで、3月に事故にあって、かれこれ2ヶ月ぐらい整形外科に通って牽引やら温熱治療してますが、
全然変わらず。。。請求の関係でしぶしぶ通ってますが。。。
昨日何年かぶりに腰が痛くなり、青木治療室に行ってきました。
首、腰のハリが取れ、左腕の痺れもぴたっとやんでます。経験上、2ヶ月ぐらいはこのまま持ちます。
10年ほど前にたまたま「西荻大全」というサイトで見つけた治療室で、当時は歩くのもままならなかった。
そのまま10年経ってたら、どうなってたんだろうかと思います。今は1日15キロぐらい走っても腰痛も
筋肉痛にもならない体です。
MIND WAVEはリラックス目的で検索される方が多いようですが、私のように重い骨格系の疾患などある人には助けになると思います。
余談でしたm(__)m