WEBサイトを開発する際、デザイナーさんとディレクター、あるいは開発者の間で画面キャプチャを基に会話が為されることがおおいと思います。
試験フェーズでは特に多くなります。けど、本来画像があったほうがいいのに、手間を惜しんでついつい文章だけのバグ管理になってしまいます。
エビデンスは大事だと思いつつも、記録に張り付けるわけにもいかず、別途資料として管理するのも大変ですよね。
私は普段PHPによるWEB開発を行う際に、Eclipseを利用して、課題やバグ管理はTracで行っています。
Eclipseのプラグインで、Tracに対してXML_RPC経由で課題登録できるからです。
今まで課題管理する際に、課題の個票に画像ファイルを添付して、別途画像のキャプチャをWikiフォーマットで本文に展開して。。。なんてことをやっていました。
結局手間で、Excelにマクロでペタペタ張り付けてなんてこともやっていたんですが、記録として後々見るのがうんざりします。
どうしたもんかということで、fulmoというTracと連携するChromeやFirefox向けの拡張機能を使います。
これは、閲覧しているWEBページの任意の範囲を切り取って、その画像を基にして直接Tracにチケットを登録してくれるものです。
こんな感じです
右上の添付画像はfulmoというブラウザのプラグインでキャプチャして自動で取り込まれたものです。

以下簡単に紹介させていただきます。
今までは課題やバグを画像と一緒に管理する際は、こんな流れでした。
キャプチャー>保存ー>チケット発行ー>一旦保存ー>編集ー>画像添付ー>WIKI編集
という具合にやっていたんですが、Tracとfulmoの組み合わせでなんとこれが1発でできます。
これ、共同作業のタスク管理ですごく重宝します。
TracはSubversion とも連携しているので、ローカルファイルの更新はSubversionで版管理しつつ、
その結果をTrac上でも閲覧できて、なおかつ更新情報はRSS配信される。
そして、画面系の課題が発生した場合、課題管理で複数人が内容、マイルストーン、結果も確認できるようになります。
TracはTraclightningというインストーラ付きのものでWindows環境にもすぐ導入できます。
SubversionはTortoiseSVNでEXPLORERと連携させたり、PhotoshopやIllustratorのプラグインとしても登録可能です。
なので、普段の作業と管理作業が案外ボーダーレスに行えるわけです。
どんな感じになるかというイメージを張り付けておきます。
TracやSVNは無料で導入できますし、クラウド環境のセキュリティー、障害耐性も最近は怪しいので、社内サーバを1台設けて、そこで管理してしまうというのも1つの方法だと思います。
TRACの課題一覧はこんな感じ

fulmoのボタンをクリックして、例えば「選択範囲を登録」を選びます。

こんな感じでキャプチャしたい場所を選択します。

fulmoの編集画面が現れるので、適当にコメントを入れます


右上の「チケット登録」をくりっくします。 ※あらかじめTracのセットアップおよび、fulmoの設定が必要です。

チケット登録画面が現れますので、必要な情報を入力します。

右下の「このチケットを表示します」にチェックを入れると、登録完了後にTracのチケット表示画面が開くようになります。

これでチケットが登録されました。

追加でファイルを添付したい場合は、このウィンドウにファイルをドラッグするだけで以下のような画面になります。
※Tracにドラッグ&ドロッププラグインが導入されている場合

これでどんどん課題やバグを登録して、詳細を含む一覧を表示するレポートを作ってやれば、画面上で一気に確認できますし、必要であればPDFやEXCELで読みやすい形式にも保存できます。
自作のECXELの古い障害管理表では、マクロを使って登録フォームなんかを作ったりもしてましたが、ここまでできれば今後はTrac&fulmoで開発管理していこうかなと思います。
TracLightningはこちら
http://sourceforge.jp/projects/traclight/wiki/FrontPage
fulmoはこちら
http://ciklone.com/fulmo/
尚、社内でTracやSubversionを導入するには、サーバ管理の知識も必要になってきます。
当方でもLinux(種別問わず)、Solaris、Windows、MACのいずれの環境への適用をお手伝いさせていただけます。
1週間のテストで、エビデンス管理にかけた時間が一人あたり1日3時間x5日間=15時間。それが5人いたら75時間です。
自給1000円でテスターを雇ってたら、これで1週間で75,000円変わってきます。
長くともエビデンス作成時間は1時間ぐらいに減ると思うので、1/3の25,000円です。
毎日のように、更に大人数でテストをしている現場だと、1年でどれだけコスト削減できるか考えてみるといいと思います。
さらに、レビュー資料の作成、開発管理のしやすさなどなどのメリットも出てきます。
無駄な作業に手間をかけずに、必要な作業に集中できるという定性的効果も生まれますね。
試験フェーズでは特に多くなります。けど、本来画像があったほうがいいのに、手間を惜しんでついつい文章だけのバグ管理になってしまいます。
エビデンスは大事だと思いつつも、記録に張り付けるわけにもいかず、別途資料として管理するのも大変ですよね。
私は普段PHPによるWEB開発を行う際に、Eclipseを利用して、課題やバグ管理はTracで行っています。
Eclipseのプラグインで、Tracに対してXML_RPC経由で課題登録できるからです。
今まで課題管理する際に、課題の個票に画像ファイルを添付して、別途画像のキャプチャをWikiフォーマットで本文に展開して。。。なんてことをやっていました。
結局手間で、Excelにマクロでペタペタ張り付けてなんてこともやっていたんですが、記録として後々見るのがうんざりします。
どうしたもんかということで、fulmoというTracと連携するChromeやFirefox向けの拡張機能を使います。
これは、閲覧しているWEBページの任意の範囲を切り取って、その画像を基にして直接Tracにチケットを登録してくれるものです。
こんな感じです
右上の添付画像はfulmoというブラウザのプラグインでキャプチャして自動で取り込まれたものです。

以下簡単に紹介させていただきます。
今までは課題やバグを画像と一緒に管理する際は、こんな流れでした。
キャプチャー>保存ー>チケット発行ー>一旦保存ー>編集ー>画像添付ー>WIKI編集
という具合にやっていたんですが、Tracとfulmoの組み合わせでなんとこれが1発でできます。
これ、共同作業のタスク管理ですごく重宝します。
TracはSubversion とも連携しているので、ローカルファイルの更新はSubversionで版管理しつつ、
その結果をTrac上でも閲覧できて、なおかつ更新情報はRSS配信される。
そして、画面系の課題が発生した場合、課題管理で複数人が内容、マイルストーン、結果も確認できるようになります。
TracはTraclightningというインストーラ付きのものでWindows環境にもすぐ導入できます。
SubversionはTortoiseSVNでEXPLORERと連携させたり、PhotoshopやIllustratorのプラグインとしても登録可能です。
なので、普段の作業と管理作業が案外ボーダーレスに行えるわけです。
どんな感じになるかというイメージを張り付けておきます。
TracやSVNは無料で導入できますし、クラウド環境のセキュリティー、障害耐性も最近は怪しいので、社内サーバを1台設けて、そこで管理してしまうというのも1つの方法だと思います。
TRACの課題一覧はこんな感じ

fulmoのボタンをクリックして、例えば「選択範囲を登録」を選びます。

こんな感じでキャプチャしたい場所を選択します。

fulmoの編集画面が現れるので、適当にコメントを入れます


右上の「チケット登録」をくりっくします。 ※あらかじめTracのセットアップおよび、fulmoの設定が必要です。

チケット登録画面が現れますので、必要な情報を入力します。

右下の「このチケットを表示します」にチェックを入れると、登録完了後にTracのチケット表示画面が開くようになります。

これでチケットが登録されました。

追加でファイルを添付したい場合は、このウィンドウにファイルをドラッグするだけで以下のような画面になります。
※Tracにドラッグ&ドロッププラグインが導入されている場合

これでどんどん課題やバグを登録して、詳細を含む一覧を表示するレポートを作ってやれば、画面上で一気に確認できますし、必要であればPDFやEXCELで読みやすい形式にも保存できます。
自作のECXELの古い障害管理表では、マクロを使って登録フォームなんかを作ったりもしてましたが、ここまでできれば今後はTrac&fulmoで開発管理していこうかなと思います。
TracLightningはこちら
http://sourceforge.jp/projects/traclight/wiki/FrontPage
fulmoはこちら
http://ciklone.com/fulmo/
尚、社内でTracやSubversionを導入するには、サーバ管理の知識も必要になってきます。
当方でもLinux(種別問わず)、Solaris、Windows、MACのいずれの環境への適用をお手伝いさせていただけます。
1週間のテストで、エビデンス管理にかけた時間が一人あたり1日3時間x5日間=15時間。それが5人いたら75時間です。
自給1000円でテスターを雇ってたら、これで1週間で75,000円変わってきます。
長くともエビデンス作成時間は1時間ぐらいに減ると思うので、1/3の25,000円です。
毎日のように、更に大人数でテストをしている現場だと、1年でどれだけコスト削減できるか考えてみるといいと思います。
さらに、レビュー資料の作成、開発管理のしやすさなどなどのメリットも出てきます。
無駄な作業に手間をかけずに、必要な作業に集中できるという定性的効果も生まれますね。