小さい頃から、物を直すのが好きでした。
憧れたのは、デパートにいるおもちゃの病院のおじさん。
持って行くと何でも直してしまう。
振り返ると、物を作ることよりも、直して喜びを得られる経験というのが多かったです。
学生時代のボランティアでは、壊れたファミコンを直して仲が深まったり、
老夫婦の壊れたパソコンに入ってる、思い出の旅行写真を取り出して感謝されたのは、
こちらも本当に嬉しかったです。
基本的には人の役に立つ、喜んでもらえる仕事がしたいと思ってます。
大学院で実験用のプログラム(画面に文字を表示させる記憶テスト等)や、
ロールシャッハテストの複雑な集計用のワークシートを作ったり、便利なものを作って
喜んでもらえる経験から、パソコン系の仕事に入っていきました。
忘れちゃいけないのは、パソコンは単なる手段の1つということ。
別に電話や電卓でできることを一々PCでやる必要はない。
何でもかんでもネットやパソコンに持ち込んだり、そこで無理矢理何かを作ろうとすると、
本末転倒になりがち。
なので、仕事の方もパソコンに限らず、お客さんの役に立つものを見つける、何があれば
いいかを考える、そういうスタンスで行きたいと思っています。