Joomla! 1.6.0から1.6.3へのアップデートができないという相談をメールで受けました。
前にWordPressでも同様の質問をされたんですが、いずれもサーバ(PHP)の設定にひっかかってました。
CMSの敷居は低くなりましたが、やはりLinuxサーバ上で動いているものであるため、どのCMSを扱うにしても、最低限のサーバの知識は必要になると思います。
共用サーバを利用している場合、CMSのアップデートのように、大容量ファイルの更新を行なうために必要なメモリー設定を行なえず、バージョンアップはFTPで行なう場合もありますが、今回はVPSで、スペック的にも十分余裕があったため、変更すべきパラメーターを伝えました。
memory_limitだけ変更してupload_max_filesizeを変えていなかったため、post_max_sizeとともにmemory_limitを超えない範囲で設定を変更してもらい、対応完了。
回線が遅い場合にはmax_input_time,max_execution_timeも見る必要があります。
海外の記事を見ても、案外「自動アップデートできないバグがある」という書き込みが見られますが、実際はサーバーの設定の問題が殆どだと思います。