Joomla!も3.5が近づいてきてますね。コンテンツ構築キット(CCK)の拡張機能Seblodというのを併せて、割と何でも出来ちゃう状態を確立できて、大規模案件のサイト開発もほぼノーコーディングで行ってます楽してます。
日本では馴染みが無いJoomla!で、海外でもWordPressもしくは代替CMSのシェアが増してますが、比較するものではなく、住み分けしてるものかと思ってます。
ある程度WEBシステムの構築、運営に慣れている人が、必要なコンポーネント(拡張機能)を選択し、必要に応じてカスタマイズを加えて利用するのがJoomla!かなと。
たとえば基本機能としてGoogle等と連携した2段階認証が可能であったり、全ての要素に対して、「○○グループのユーザーは自分の記事だけ編集可能。作成可能、削除は不可」といった権限設定が可能で、そういった現況のWEBにとって必要な要素が基本設計レベルから盛り込まれてるのが良い点かなと思います。
その上で、欧米を中心とした、高い技術と設計力を持った会社が、規模の大きなWEBアプリを作り、なんとそれがインストールボタン1つで今使ってるWEBサイトに適用できちゃうのは魅力の高さの1つです。
あとは日本語化されていなければ、ローカライズするだけですもんね。
以前に投資顧問会社のサイトを依頼された時、会員プラン別にコンテンツを出し分けて、しかも会員期限の更新通知、課金を自動管理するという要件だったんですが2週間で公開までできました。
出回っている個々のコンポーネントの品質も高い方で、これは開発元がしっかりしているのと、有償コンポーネントの利用者数の多さがもたらすものですね。
そんなこんなでいくつか基本的なWEBサービスのプロトタイプが手元に溜まってきたので、
・デモサイト
・基本パッケージのダウンロード
・主要なコンポーネントの概説本
・海外のオフィシャル開発ガイドの翻訳
等々色々やりたいことが増えてまいりました。
長期案件の合間の作業になるので、時間は限られているんですが何とか全部こなしたいと思ってます。