昨日サーババックアップの件をつぶやきましたが、今日のInternet Watchのニュースで、
NTT PCコミュニケーションズのクラウドサーバがダウンしたという記事がありました。

「WebARENA CLOUD9」が障害で全サーバー利用不可に、復旧時期未定
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110512_445049.html
 



インターネットのサービスを利用する場合、制作・運営会社の規模や品質を確認するといった下調べは当然行なわれると思います。
しかしながら、特に中小企業の場合はWEBサイトを設置するサーバについてはあまり検討がなされていないのが現状です。
今回の事故はNTTの子会社で発生しましたが、まさかNTT系列の会社で事故が・・・と思われる方も多いでしょう。
しかもクラウドなので、サービス全体が大きく依存してしまっています。全体の復旧を待つしかありません。

仮にサーバレンタルのみのWEBサイト運用だけであれば、データのバックアップさえあれば別の場所で
復旧は可能です。クラウドだと、サービス全体が運営会社に依存しているので、なかなか一筋縄には行きません。

クラウドを選択する場合、安かろう、悪かろうにならないよう、相当な実績のある所を選ぶしかありません。
上記企業では今年の夏からバックアップ・リストア機能が追加されるような広告がありました。
「お客様自身で安全確保してください」と言っているようなものでしょうか。

話がややこしくなるので、WEBサイト運営・管理だけに絞った話をしようと思います。

よく、自社のホームページの運営を保守管理会社に任せているが、きちんとした対応がされていないという
相談を受けます。

・保守・管理をしている会社からは、メンテナンスや障害のお知らせは随時入ってきてますでしょうか?
・24時間対応になってますでしょうか?
・データのバックアップ、復旧のシナリオは提出されてるでしょうか?

毎月数千円程度のサーバの場合、レンタルサーバ会社としては最低限ディスク全体のバックアップを日次で取っていると思います。
ただし、1つのディスクを複数ユーザが利用しているようなケースでは、自分のサイトだけダウンしたような障害には対応してもらえません。

マンションに例えると、建物全体の損害は想定し、保障するが、個々の世帯のトラブルは、各自で賄うような発想です。
★なので、明確に保守契約でうたわれていない限り、自社サイト復旧のための日々のバックアップは取られていない可能性があります。

仮にバックアップを取ってあったとしても、それが同じサーバ内であったら意味無いかもしれません。
自分の部屋の災害対策に加え、今のマンション以外に退避場所を用意しておく必要があります。

良識を持った保守運営会社であれば、運営中のサーバ以外の場所へのバックアップを行なっていると思います。
(バックアップ用サーバ、もしくはデータをダウンロードしての自社内バックアップ)

確認してみるのがいいと思います。

専門知識が無いからと、躊躇することは無いです。

例えば、「自社サイトがダウンした場合、翌日には全てのデータが復旧されますか?」みたいな聞き方でいいと思います。

何か不安な点があれば、質問フォームでご質問ください。匿名、フリーメールでかまいません。
 



(以下Internet Watchから引用)

株式会社NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)のパブリッククラウドサービス「WebARENA CLOUD9」が、障害により5月8日から全サーバーで利用できない状態が続いている。NTTPCでは、現在データの不整合解消のため復旧作業を実施しているが、復旧見込みについては未定としている。

 

 NTTPCによると、5月8日午前0時頃からWebARENA CLOUD9に障害が発生し、全仮想サーバーに接続できない状態となった。8日午前から復旧作業を開始したが、ファイルシステムに不具合が確認され、仮想サーバーの起動においても問題が発生した。

 NTTPCでは、データの不整合階層のため復旧作業(ファイルチェック)を実施し、当初は5月9日に復旧の予定としていたが、作業が難航しているとして復旧見込みを5月12日に変更。さらに5月11日には、作業に想定を大きく上回る時間がかかっているとして、復旧見込みを「未定」に変更し、データ復旧の可否を含めて、見込みが判明次第、改めて報告するとアナウンスした。


工事障害情報(NTTPCコミュニケーションズ)
 http://web.arena.ne.jp/cgi-bin/cloud9/news.cgi?target=20110508021253

(三柳 英樹)


 


 

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