技術系の話から一転しますが、よく相談を受けるのが鬱病について。

近年増加していると言われる鬱ですが、増加分の大半が、典型的な鬱ではなく、

新型鬱であるという話も。産業カウンセラーの間でも、典型的な鬱の治療を

施すことでの慢性化をとても問題視してます。

とはいえ、一見怠けや自己中心に見える新型の鬱も、疾患であって、なおかつ

本人が問題と感じる以上は正常ではなく、対処が必要な状態であることには変わりません。

 

さて、ここで問題になるのが治療方法。人格障害圏に近い患者さんであれば、

心理療法中心のアプローチにすべきだと考えます。

ただ、そもそも正しくどっちの鬱か診断できる医者が少ない。とりあえず薬を出すのみ。

薬だけじゃ到底改善しない、むしろ「私鬱なんだから」みたいな感じで、どんどん病気に

入り込んでいく。

そもそもが典型的な鬱の場合でも、近年のSSRIなんかは恒常的に飲むようには

治験されてない。

15年ほど前、学生時代に都の精神衛生研究所の先生の授業を受けました。

SSRIの治験真っ只中で、当時はあくまでもカウンセリングの中で、状態を安定

させる補助役としての位置づけとして説明されてました。

「この薬だけで治るようなもんではないし、飲み続けるものでもない」と。

言わば補助輪です。補助輪に頼って自転車をこいでいても、いつまでたっても人生という

長い道をこぐようにはなれません。ぐらぐらしないようになるまでは装用しておいて、

ある程度になったら外す。本来こういうためのものです。

当時授業を聞いてた私としては、副作用も少なく、医者を中心とした治療プログラムが

確立されてきてるんだなと思ってました。

ところが15年経った今でも、状況は変わらないどころか、テレビで製薬会社による

薬のCMがバンバン流れてます。薄毛にしても、子宮頸がんのワクチンにしても。

子宮頸がんのワクチンについては、むしろ危険度が増すというデータも出てます。

いいんでしょうかね。

私も仕事柄、過去に2度ほど心療内科に行くことがありました。

とはいえ、薬で治すというのはどうも好きになれず、ましてや心理学専攻で鬱に

なるのは、ミイラ取りがミイラ状態。何とか自分で改善しようとして、まあ何とか

上手く行きました。一番効いたのは食事改善ですね。健康な精神は健康な肉体に

宿るという言葉通り。偏食や添加物で抵抗力が弱まったり、基礎体力が落ちたり

した状態を、栄養状態を改善するだけで、身も心も数段持ち直しました。

やったのは、毎朝晩に健食系のプロテインを飲んだことと、軽い運動です。

一日30品目って、まず無理ですが、朝晩シェイカーで作るのなら5分で済みます。

 

さて、タイトルのSSRIについては、友人の友人が飲み続けてて、一向に改善しないどころか、

どんどん症状が悪化して薬の量が増えてるという相談でした。色々聞くと、新型の鬱のよう。

本人が決めることなので難しいんですが、本人自体が客観的に自分を見られない状態なので、

これまた難しい。

ましてや医者じゃないので診断もできませんが、とりあえず勧めたことといえば、

・カウンセリングの体制が整ってる機関に通うのがいい。

・心理学科も備えてる大学の大学病院で、チームで治療を行なっていると尚よい。

・巷で有名な先生がいいということは無い。

・専門書の置いてある書店で、精神医療について語っている本を何冊か読んでみる。

・自分あるいは第三者の目で合ってると思う治療法法をみつけて、それを実践してる

 先生に受診する。

・そして何よりも栄養をきちんと摂る。ここが一番重要なような気がします。

 

大変手間のかかることだと思いますが、数年に渡る、人生に関わる問題。

例えば新車を買うとき、家を選ぶときって、何日も何日も考えて選びますよね。

自分自身のことなので、それ以上に手間をかけてしかるべきものかと思います。

 

製薬会社の儲けが中心な世の中って、どうにかしていきたいですね。

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