(社内)ネットワーク上のOfficeドキュメントを開くときに「保護されたビュー」でなくそのまま開く方法です。Officeアプリのセキュリティーの設定を下げるしかないので、簡単に触れるのみにとどめます。
くれぐれも安全なネットワーク上のPATHに対してのみ設定するのが良いかと思います。
<前提>ネットワーク上のファイルサーバが \192.168.10.1である場合の例です
1)lmhostsに192.168.10.1を適当な名前で登録(netdriveとか)
2)Officeの各アプリの[オプション]-[セキュリティーセンター]を選択
3)[セキュリティーセンターの設定]をクリック
4)「信頼できる場所」メニューを選択
5)「プライベートネットワーク上にある信頼できる場所を許可する(推奨されません)」にチェック
6)[新しい場所の追加]で、1)で登録した名前+PATHを登録(\netdrive\public)
※セキュリティー設定によっては\192.168.10.1の直下へのアクセス権限はなく、配下のpublic以降へのアクセスが可能だなんて場合があると思います。直下へのアクセスが可能であれば\netdrive\でもいいと思います。
※必要に応じてネットワークドライブを割り付けます。
<蛇足>
セキュリティーセンターの「保護ビュー」で「インターネットから取得したファイルに対して、保護ビューを有効にする」、「安全でない可能性のある場所のファイルに対して、保護ビューを有効にする」というチェックを外すだけで、保護ビューは開かなくなるのですが、これだとインターネット上に置かれた変なOfficeファイルについてはガードできなくなってしまいます。
IPアドレスベースで指定されたネットワークPATH(場所)に関しては、Officeアプリは一律インターネットとして認識してしまう(「仕様」)のようなのですが、なんかこう中途半端な、基本設計レベルのバグに思えますね。
ネットワーク構成によっては、ファイルを開くときに「接続しています...」で長時間待たされる環境もあるかと思います。
ファイルを共有してなければ、ローカルに一度ファイルをコピーして作業する方を選んじゃいますね。
以上です
ネットワーク上のOfficeファイルを保護ビューで開かない方法
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