昨日目にした事例から、ちょこっとまとめてみました。
Googleのhttps://優遇による弊害が既に色んなサイトで発生してます(特に①)
①検索結果から飛ぶとサイト表示が崩れる
②SEO詐欺がまた増える
サイト評価の指標のうちの1%程度だというので、今は然程影響は無いですが、問合せフォームが暗号化対応(「SSL対応」)してないと、警告表示を出すウィルス対策ソフト,ブラウザ何かは増えているので、いっそ対応してしまうのも良いかともいます。
[SSL]・・・TLSも含めて暗号化の通称みたいな語用が一般化してます
以下詳細です。
【①】SSLを導入しているサイトは、サイトトップをhttps://ドメイン名でアクセスしてみましょう
問合せフォームなんかで一部暗号化対応しているサイト、https://ドメイン名/toiawase.htmlみたいなページを持っているサイトの場合、サイトの検索結果が「xxxxx.com」でなく「https://xxxxx.com」とSSL対応して表示される場合があります。 サイト制作者は問合せフォームのページだけ暗号化しているつもりでも、https://ドメイン名 でアクセスできると、Googleはそちらを検索結果に表示させます。
するとどうなるかというと、トップページ何かがhttps://で表示するように作られていないと、画像が表示されない、ブラウザの警告が表示される等などの問題が生じます。
きっと気づかないでそうなっているサイトも多いかと。
https://で表示するページの中で、「href="http://xxxxx/oooo.jpg"」みたいに暗号化してない画像を読み込んでたりすると、ブラウザが警告を出してしまいます。
【②】SEO詐欺に注意しましょう
WEB担当者さん、中小企業さん、SSL導入詐欺に注意しましょう。 安い海外のSSL証明書なら、年間千円程度で取得できます。法人向けでも高くとも年間7万円程度です(1ドメイン)。
「SEO対応ならSSL暗号化ですよ!今なら年額30万円が20万円!(作業費は別(小声))」とかいうのは詐欺まがいの業者だと思いましょう。
独自開発のサイトだと、作業費用はそれなりにかかると思います(規模によります)。商用サイトなら、初期開発コストの20%ぐらいが目安かなと思います。
joomla!(自分が良く使うCMS)だと一発でサイト全体をSSL対応する拡張機能(世間で言うプラグイン)がありました。
どんな拡張機能を使ってたとしても、大丈夫な構造です。
だらだら書きましたが、SEO対策業者は詐欺だらけだと思って注意しましょう。
良心的な会社については、商工会議所なんかに問い合わせるのが良いかと思います。
(参考記事) ITpro『Google、検索結果ランキングでHTTPS対応サイトを優遇へ』 2014/8/8
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/080800413/